@kyanny's blog

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大腸内視鏡

およそ一年振り。結果は良好だった。一年前は白い潰瘍が吻合部をぐるりと囲んでいたが、今回は潰瘍が 1/3 くらいに減っていた。スキリージに治療を変更した理由はこの部分の治療目的だったので、狙い通り。妻は「悪くなるだけじゃなくて、症状が良くなることもあるんだね」と驚いていた。たしかに、これまで長年色々な治療を続けてきたが、寛解維持と悪化を止める・遅らせることが主で、はっきりと良くなるのを見たのはあまり記憶にない。

前日の食事制限も大きなストレスは感じなかった。その前日に我慢なく色々食べられたおかげだろう。下剤は今回もモビプレップ。やはり一リットルを超えて少しぬるくなってくると口の中にまとわりつく感じが気になる。処置も比較的スムーズに進んだ。水は病院の売店で一リットルのペットボトルを買った。500ミリリットル二本より取り回しが楽。

8:40ごろに到着して採血、9時から処置開始、処置完了が12時過ぎ。検査は一時以降になるとのことで先にスキリージをやった。鎮静剤は使わない想定だったのになぜか内科処置室で点滴のラインを取られた。看護師の手際がイマイチ悪かった。第一声で腕の良し悪しがだいたいわかる。検査室では医師からも助手の看護師からも「痛かったらすぐ言って、鎮静剤使います」と何度か言われたが、腹を押されるとき少しウッとなるくらいで問題なし。鎮静剤無しで終わった。胃カメラと比べれば、検査自体はどうということはない、どころか楽勝と言っていい。処置は大変だが。

つつがなく終わってよかったと思いきや、次回の予約で面倒があった。八週後はゴールデンウイークにぶつかり、担当医師がいない日もあるので日取りが限られる。妻との共用カレンダーアプリの予定表をみて空いてる日で予約を取ったが、その週は海外出張があることを忘れていた。帰る直前に気づき、受付でその翌週に予約を変更してもらったが、それだと十週後になってしまう。さすがに期間が空きすぎて怖いので、連休前の金曜に予約を入れていた車の半年点検とタイヤ交換をリスケすることに。ディーラーに電話して予約日を変えてもらい、再び受付にいって予約を再変更。二度目の担当者は「曜日は変えられない」と間違ったことを言い(医師自身から診察のたびに、火曜でも金曜でも良いと言われている)、うんざりしつつも食い下がって医師に確認をとってもらい、無事に予約変更できた。昔から予約という行為そのものが嫌いなのに、嫌々済ませた予約を変更する、しかも電話もするというのは二重苦三重苦で、心の底からうんざりして怒りが湧いてきて、iPhone を床に投げつけて立ち去りたい気になった。