ミスいとうあさこと。今日は調子どう?仕事はここ一ヶ月くらいずっと忙しくてね・・でも今週は先週までほど大変ではなくなってきたよ、でも今日は朝から突然花粉症っぽい症状が出てしまったよ、などと普通に話してたら唐突に「そういえばあなた昇進したのよね?」と話を振られ(注: そうなんです私三月に昇進したんです、まだちゃんとブログに書けてないけども)、ええそうなんですよ(その話この人にしたっけ?まあしたんだろうな)「新しい responsibilities はどう?」いやあなかなか大変ではありますね、からの、上司の期待と基準が高くてちょっと圧倒されることもあるけど、彼女の言い分はどれも make sense なんですよ、という話をした。
15 分くらいそんな話をしてからレッスンへ。Act のみだが、人事部の人として辞表を叩きつけた若者とその上司の両方から聞き取りをせよ、みたいなロールプレイで、割とちゃんとしたロールプレイをやる気で「じゃあ私がその二人の役をやるのであなたは HR をやってください」とすぐに準備万端という感じだったので逆にこっちが戸惑ってしまった。
残り 8 分ちょっとでロールプレイ開始、まずは Chris に、何が合ったの?と、マネージャーから何か具体的なフィードバックはあったか?それに対する反応は、「僕の意見を尊重してくれなかった、僕が新しい技術とかを提案すると、すぐ予算がないからとか今は時期じゃないとか言って受け入れないんだ」なるほどそういう方向性か・・などとぐるぐる考えつつ、そちらはありがとうと切り上げて、次はマネージャーへの聞き取り、やはり「予算がないんだからしょうがないでしょう」みたいなコメント、に加えて「自分の提案はなんでも通ると思ってもらっちゃ困るんだよ」みたいな本音を引き出したところで残り 2 分?いや 1 分を切るくらいだったのでまとめに入り、
- 予算がないという上司の理由はもっともではある
- 若いスタッフに「なんでも思い通りにはならないよ」と知らしめる、そこも個人的には同意する
- しかし、もうちょっと言い方を改善したほうがいい
- Chris はもう辞表を出したし、関係修復は難しいだろうから慰留はしないが、今後のために
- サンドイッチメソッド、まず提案してくれた事実を認め、感謝を示す。「提案ありがとう、とても興味深いね」
- そこから具体的なフィードバック「しかし、今期の予算はもう残ってないんだ。来期の予算編成をするときに再検討しよう。そうすれば予算を取れるかもしれないからね」
- 最後にもう一度、提案ありがとう、と
という感じにすれば良かったのでは?今後そうするといいのでは?というフィードバックを Grant にする。「いいですね、これは理由そのものではなくてコミュニケーションに問題があった事例といえますね」どうやら合格な感じだったらしい。
When you express disagreement professionally, junior staff are more likely to accept it respectfully.
ここでレッスン終了、次は Lesson 12 から。