@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

Assist Lesson

ミス雑談と。やはりというか、雑談で終わった。「最近は調子どう?」先月から仕事がずっと忙しいです。お客さんからの問い合わせが急増して。会社がどんどん新機能をリリースして、まあ不具合もあったりするし、マニュアルの更新も遅れがちで、そういうのが原因かな。でも上司は状況を理解してくれてるからプレッシャーはないし、仕事が多いのは全くないよりマシだよね、クビにならないだろうから。「他の仕事のために履歴書を書いたりしてる?」ここ数年はアップデートできてない。以前、開発者やマネージャーだったときは、どのプロジェクトで何をやった、とか書けることが色々あったけど、今は一般的なことしか書けない。問い合わせ対応を通じてやったことは、どれも特定のお客さんの特定の事例なので、細かく書くことができない、情報漏洩に繋がってしまうリスクがあるから。「ソフトウェア開発者に戻りたいと思う?」うーん、今でもときどき考えるけど、今の仕事が好きで、合ってると思う。開発者をやってたときですら、機能開発よりも不具合の調査とかのほうが好きだったくらい。あと、最近は AI ツールの進歩がすごくて、自分でコードを書かずに AI に書かせるのが開発者の仕事になってきてるけど、それってとても退屈だと思う。良いコードや設計を考えるのがソフトウェア開発やプログラミングの楽しいところなのに、そこは AI に取られて、代わりに仕様を決めたり指示を出したり成果物をレビューしたり、マネージャーのような仕事しかない、というのはね。ここで一旦話が途切れてレッスンに行きそうな流れだったのだが、「ところであなたは情報系の学校を出ているの?」AI 関係の話の流れだったか、違ったか忘れたが、ああやはりその流れだ、ソフトウェア開発者は高収入で人気の仕事だったのに、最近じゃ IT の会社はこぞって開発者をレイオフしてるね、という話からの、五年くらい前までは情報系の学校を出てない人もプログラミングスクールに入って大金をはたいてプログラミングの基礎を学んで開発者の仕事を探したものだけど、大企業は経験不足のジュニア開発者を雇わないから、ジレンマが発生していた、という話をしてて、そこからの「あなた自身は?」いや僕は大学卒業してないし専攻も IT じゃなかったよ、「あなたの知人でスクールを出た人とかいる?」あー、ちょっと違うけど、前の会社で自分が責任者だったときにそういう人を採用したことがあるよ、経験は足りなかったけど情熱があったので成功すると思ったんだけど、経験の差を埋めるのにとても苦労していた。あと最後にもなんか喋ったけど、忘れてしまった。本当の最後に「カフはもうなくなったの?」カフ、とは?「咳のことよ」あー!よく覚えてたね、おかげで今はすっかり元気です。でレッスン終了。なんとなく、相手これが最後のレッスン枠か、次枠が空いてたのかな、時間過ぎてたのに切り上げるのがゆっくりしていた。