@kyanny's blog

印刷は人間に対し市場を作り出し、国民軍を創設する方法も教えたのであった - マーシャル・マクルーハン「グーデンベルグの銀河系」

三国志対戦〜ゲームのうまいやつはどのゲームをやらせてもうまい〜

腹痛で寝込んでいた日曜とは裏腹に、土曜は夜から友達二人と連れ立って地元のゲーセンに繰り出した。三国志対戦をやるためだ。

連れのうち一人は、小学校時代から「ゲームといえばこいつ」と言われるほどのゲーマーだった。ゲームがうまいことで有名だったし、よく遊んでいて、研究熱心でもあった。中学で友達になって彼の部屋にいったとき、本棚一面をおおいつくす「ファミマガ」にはずいぶん驚いたものだった。

そんな彼、WCCFは周囲がどんなに薦めてもやらなかったのだが、仕事をやめて時間の自由がきくようになると同時に、地元の友達の間で流行り始めた三国志対戦に興味を持ったようで、コンプリート目指して公式カードバインダーまで購入してしまった。

さて、そんな彼のデッキは非常に男らしい。いや漢らしい。SR甘寧を中軸とした攻城兵デッキ。だが、びっくりされられたのはデッキではなく、彼のプレイングだった。目的にとても忠実なのだ。「落城勝ち」という目的に。

彼のカードさばきは思い切りがいい。SR甘寧でもその他でも、「攻め」と判断したら躊躇なく城壁にへばりつかせる。敵の騎兵が城門前に来ても気にもとめない。相手より先に落とせば勝ち、というルールをよくわかっている。技術的な部分ではなく、精神的な部分で「うまい」と感じた。

2週間ぶりのプレイだったそうで、勝率はそれほど高くはなかったが、彼のプレイを見て、また彼にプレイ中コーチをしてもらったことで、自分に足りないものがなんなのかはっきりわかった。勝ちに行く意思が足りなかった。あまりに気弱すぎたのだ。実際、同じ8品くらいの相手とやりあったとき、彼の「両端の騎兵を攻城させろ!」という言葉に従ってカードをまっすぐ前に滑らせると、自陣に攻め入ろうとしていた敵の武将が引き返していった。そのとき、「勝った」と感じた。実際試合にも勝ったが、それ以上に、あそこで攻めの姿勢を見せ付けたことで、相手を守りに入らせた、それで優位に立てた。

現在、7品。カードもろくに集まっていないから、まだデッキ構想を練るのも満足にできない。だが、何を考えてデッキを組めばいいのか、何を考えてプレイすればいいのかはわかってきた。勝つために。勝利のために、俺は三国志対戦をやろう。