今週は木曜が祝日。なので一日早い。
- ディアスポリス 異邦警察
- すぎむらしんいち氏の漫画は昔から絵もお話もあんまり好きではないが、これは結構面白い。他が微妙な感じなので相対的に繰り上がったという感もある。脚本が面白いのだろうか。いまいち、ドラマなり映画なり漫画なりにおいての脚本とか原作とかの占める位置だとか割合だとかがピンとこない。
- リアルモーニングコーヒー
- っていう名前だったと思う、巻末の舞城王太郎氏の企画のページ。 http://www.e-1day.jp/morning/coffee/ ここにバックナンバーがある。二ヶ月くらい前から気になりだして、真面目に読んでみたらとても面白い。俺は企画力だとかアイデアだとかそういう素養に全く乏しい人間なので、毎週なにがしかのお話のもとになりうるアイデアを発案し続けるという行為には敬意を憶えるほどだ。まあ実際にはそんなコンスタントに定期的に考え出されているわけじゃないだろうけど。 #37 ウェザー・ガールなんて結構心打たれた。今週のぶんはまだ載っていないが、 #43 は「君しか見えない。」というネタで、これがベタというかなんというか、「ある日突然回りの人がみんな透明人間になっちゃって見えない、けど一人だけ見える女の子が、一緒に行動してくれてるうちに好きになっちゃった、けどこれ本当に好きっていえるのか?」みたいな筋で、これにも心打たれた。君しか見えないだなんて、ラブソングの歌詞になんびゃっぺん使われたか知らないような陳腐な台詞だろう。けれど、その言葉を陳腐だといって捨てておかず、先入観をはいして言葉の意味をもう一度考える。言葉どおりの事態になったら面白くないか?という、そういう思考の柔軟さがアイデアをうむのであり、アイデアに乏しいということはつまり石頭だということなのかもしれない。ウェブでバックナンバーが見られるのはありがたいことだが、このバックナンバーをまとめただけでも十分だから本になってくれるといいな。もし本屋で見かけたら買うだろう。もうちょっと記憶に残っていればアマゾンで買うかもしれない。頭の固い人間にはこういうくだけたアイデアのもとをコーヒーでも飲みながらぱらぱら眺めるような時間が必要だ。
- ナースあおい
- 負けん気の強い椿が織田先生のアドバイスはやけに素直にうけて態度もころっと変わるというのはキャラ的に多少無理があるような気がする。
- ムーたち
- ブロリとかかけりとかめくりとか、「○○り」という語感で統一されてるのが面白い。
- イカロスの・・・なんだっけ
- お話のサブタイトルというか、なんて呼ぶんだろう、第○○話のあとに続く副題というか、あれが「友よ、安らかに眠れ」みたいな感じで、おいおい殺す気かと思った。
あとスピリッツも毎週買っていて、日本沈没はどんどん迫力が増していってよいなあと思う。ウシジマくんは本気でへこまされそうになる暗い話ばかりだ。あとバンビーノが面白い。他はあんまり印象にない。