炎上→クビのコンボが怖いので日和って少し書き直しました。へたれですいませんね。編集前の本文はこちら
飲み屋の与太話をテキストおこししただけなので、まぁ、そういうつもりで読んでください。
CGM(笑い)は、ユーザーは無料でサービスを使えるかわりに広告が表示されて、運営者は広告の収益で運営費を補填する業態である、とする。
オプショナルな追加機能のために利用料を払うモデルもあるが、カフェスタが閉鎖したようにあまりうまくいかない(うまくいってるところもあるだろうけどうまくいかないということにする)
無料で使えます!が嘘で間違いで、誤解を招くので、お金かかってますと正直に最初から告白したほうが良い。空気や水がタダであるようにブログや検索もタダである、わけがない。無料が当然だと思ってる今の状況がおかしい。お金かかってるけど運営者の都合で無料ということにしているだけ、そこをわかった上で俺はタダで使うぜ、という人はいいんだけど、運営まで含めて本当に一円もかかってないと思ってる人がいるような気がするので、彼らにちゃんと「インターネットを使ったら相応のお金を払うのが普通なんですよ、レストランで食事をしたら料金を払うようにね」と理解してもらう、そういう世の中にしていかないとダメじゃないかなあと思うのだ。
そこで赤字メーターを常に広告のかわりに表示したらどうか。すでにユーザーをかかえてるところはもう無理だけど、個人やベンチャーが趣味ではじめてあわよくば儲けたい、みたいなケースでならいけるんじゃないか。
- 運営者はコストと収益、月次の赤字黒字、累積の赤字黒字、利用者一人あたりの赤字黒字、などを公開する
- 終了条件を明記する(累積赤字が100万円こえたらやめます、単月赤字が5万円超えたらやめます)
- 続けて欲しい人は寄付してね
これだけだとフーンそれ9年前に匿名掲示板がカンパ募ってたのと同じじゃんって感じだけど、それでも最初からお金が必要なんですよってことを理解させる姿勢は大事だと思う。
そしてもうちょっとテクニカルな部分を頑張ると、
- ダイナミックリソースアロケーションシステム(笑い)
- 運営者に利益をもたらす利用者はグレードが高い(アクセス多いブロガーとか、広告表示 ok で収益シェアしてくれるとか)
- そうじゃない利用者はグレードが低い
- グレード高い利用者は優良顧客なので十分な資源を与えて快適なサービスを(サーバ軽い、一人で何台も使える)
- グレード低い利用者は増えれば増えるほど赤字なので申し訳ないが資源を切り詰める(サーバ重い、一台に詰め込まれる)(不満がつのって利用者は減るだろうけど赤字も減る)
- グレード低いけど快適に使いたければお金を払えばグレードをあげられる
- グレードによって利用者単位で資源の利用状況をかえられるようにできれば、運営者に利益をもたらす利用者をそうでない利用者より優遇できる
こういう仕組みを EC2 とか GAE とか、クラウドコンピューティング(笑い)が実現させると、もっとちゃんとお金が回るようになるのではないかと思う。今の仕組みは、グレードの高低にかかわらず同じ機能、同じ品質のサービスを提供してしまってるから、貢献度から考えると不公平な仕組みだ。追加機能のためではなく、サービスの質そのものに対してお金を払ったりできるべきだ。新幹線の自由席とグリーン車で到着時刻が前後したりはしないが道中の快適さに差があり、その差に価値があると思う人は差額を払う。東京大阪間を二時間半で移動するという機能は同じであるにもかかわらず。
よくある反論と回答
- 他のサービス使えばよくね?
- そうですね
個人とかいち企業がいかに広告モデル以外の方法で儲けるか、が主目的ではない。そうじゃなくて、業界全体として、インターネットを利用する際に無形のものにお金を支払うという意識、リテラシを高めて普及させていくために、金を払って当然なんだっていう風潮を広めていく必要があるよね、そういう啓蒙活動の一環としてこういう仕組みをさりげなく取り入れていって利用者に地道にアピールしていったらどうか、ということ。