「イベントで発表してきました」という比較的体裁のいい内容が一番目に付くところに露出するせっかくの機会なのにすぐに「■」をかぶせてしまうのはもったいないかな(しかも日付がかわるので見栄えのいいエントリは二ページ目送りだ)と思いつつも、そんなに堂々と晒しておけるような出来じゃないだろという居心地の悪さと「はやく日常に戻りたい」という衝動に負けてまた根暗なことを書く。
最近ちょっと良くないなと思っているのは、ここに何か書くとき「この内容なら一部のひとたちから反応がありそうだしこのセンテンスあたりにスターがつくはず」みたいな下心が芽生えていることだ。反応をもらえるのはとても嬉しい(特にスターやはてブは)のだけどそれを期待して書き始めたらダメだろう。いやそういう「反響を狙ったブログ記事」とかを批判してるわけではなくて、おれがここに書きたいのはそういうものじゃないんだから狙いにいくなよフェアじゃないだろ、という。
内向的な自己言及は自分自身のためだけになされるべきでそうでなければ美しくないし下心なく純粋であれ、みたいなこととか、「神が宿ったような文章というのは書き手の強い気持ちがぶつけられていてつまり宿っているのは神ではなく書き手自身なのだ」
っていう文章にまさに神が宿っているように感じられることとか、掘り下げて書きたいことがいくつかあるけどうまく文章化できない。でも「もどかしい」なんて表現するのは文字を眺めて思わず顔をしかめるくらい嫌だ。本当に強い感情のうねりがあったらそんな簡単な言葉で置き換えられるものか。