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あっという間に夏が終わってもう 10 月になった。8 月の下旬にワクチン二回目を打ったり、アパートのリフォーム工事の騒音に悩まされたのがついこの前のことのようだ。

GitHub のリクルーターからスカウトメールをもらってから一年経った（去年の 9 月下旬と思っていたが、9/4 だった）。その夏に入社したばかりのスタートアップ企業を早くも「ちょっと違ったかな」と感じ始めていて、もっとコミットするべきか、早めに手を引くべきか考え始めた矢先のことだった。

もしその会社ではなく、迷った末に断った別の会社を選んでいたら、GitHub とはいえ転職するかは相当迷った、いやおそらく転職しなかったと思う。ここを選んだらもう次はないだろう、ここをキャリアの終点として勤めあげよう、そのくらいの覚悟がないと選べない会社だった。だからこそ、それほどの思い入れがなかった（育めなかった）会社を選んだことが、逆にキャリアアップの選択肢に繋がった。これも「人間万事塞翁が馬」だとつくづく思う。