@kyanny's blog

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Assist Lesson

ミスターヒップホップと。昨日予約リストで見つけて、夜遅めの時間だしとりあえず楽しくおしゃべりでいいやと。

「よう、今日は木・・・木曜日の夜だな、どんな調子だ?」ちょっと眠くて疲れてるかな、二月は長い休暇をとっていて仕事に戻ったばかりだから。どこへ出かけた?猫はどうしてた?日帰り旅行ばかりだったよ、猫を置いていくわけがないからね。長い休みを取ったのはいいことだ、しかしなぜ取ろうと思ったんだ?昨年末に期末の振り返りをしたんだけど、上司からたまには長い休みを取ったらどうだと言われて、確かに去年はずっと忙しくてちょっと疲れが溜まっていた自覚もあったので助言に従うことにしたんだ。からの、仕事は好きか?とか、今の会社に長くいるつもりか?とか、今の会社の中でキャリアアップ・キャリアチェンジの選択肢はあるのか?とか、久しぶりに仕事に戻ってみてどんな気持ちだ?とか、だいぶ仕事の話になった。

ここで残り五分か三分か、やや唐突に感じたが、オレの前の職場の上司に言われたことで If you cannot change the situation, then change your attitude. というのを覚えてる、とエピソードトークが始まった。その時彼は大嫌いなクライアントと密に働かないといけなくて、それを見た上司が、お前が嫌いなあの人物がクライアント企業の代表者であることはお前のコントロールの範疇外でどうにもできない、どうにかできるお前の態度の方を変えろ、そのために俺も彼の上司もサポートするから、と。それでミスターヒップホップは、雨の中車を運転してて見かけても乗せようとも思わなかったくらい嫌ってて、クライアントの方も彼を辞めさせようとすらさせたくらいお互いに嫌いあっていたそのクライアントと向き合い始め、関係を深めて、ある日ちょっと外で話そうと誘われて何言われるんだろうとドキドキしながらコーヒー屋に入ったら、実は会社を辞めて転職するのだが次の会社に君もきてくれないか、我々には強いリーダーが必要なんだ、とリクルートされた、と。今の上司の元を離れるわけにはいかないからと断ったそうだが、気が変わったらいつでも連絡をくれ、とまで言われたと。残り時間がなくなってたのでこの話とおれがした話がどう繋がるのかは自分で考える宿題になったが、示唆に富む話ではあった。