ふと思い立って土日でアニメを一気見した。「記憶を消して最初からやり直したい」とまで言わせるほど評価が高い、ということ以外に予備知識がない状態で見始めた。
見てる間にタイムリープものだとわかり、期待値が高まりすぎたようで、見終わった感想は「飽きずに見られた程度には面白かったけど、タイムリープものとしては普通じゃない？」
ゲームで初めてストーリーを知ったら印象が違ったのかもしれない。そのゲームは数年前に iOS 版がセールだったとき買おうか迷って、プレイ時間が長いらしいと知りパスしたことがあった。
作中の重要な小道具の仕組みやら動作から、ホーガンの「未来からのホットライン」を連想した。やはり同じことを考える人はいるもので、「シュタゲの元ネタ」という指摘も散見された。まんま、というほどではないが。
記憶を消して最初から見たいとまでは思わなかったが、牧瀬 紅莉栖は良いツンデレだった。全編に織り混ぜられた2ちゃんねる用語の痛さにもすぐ慣れ、懐かしく感じた。舞台設定は 2010 年夏だが、もっと昔のゼロ年代の空気を感じた。ケータイもスマホじゃないし。
