@kyanny's blog

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Bizmates Program: Level 3 Rank E Lesson 9: Giving advice on persuasive communication

ミスターヒップホップと。やあこんばんは、久しぶりだね「よう、二年ぶりだな」いやいや笑二年って笑「そのくらい久しぶりってことさ。元気でやってたか?」うん、仕事は今月は忙しかったけど、悪くなかった「そうか。金沢の暮らしはどうだ?引っ越して三ヶ月くらいだっけ?」二ヶ月半かな。今のところとても快適だよ。天気が心配だったけど、聞いてたよりずっと晴れ間も多いし、名物の「冬の雷」もそんなに怖くないし笑「へー雷ね。それは自然なことなのか?」そうらしいよ「悪影響がないなら何よりだな」あと何だっけ、そうだサッカーの話「ところで昨日の big match は観たか?」あー、日本対コスタリカ戦のこと?「そうそう。何が悪かったと思う?」うーん、サッカーには詳しくないけど、バックパスが多くてちょっと攻め方に積極さがなかったよね。長いパスや、前線の選手が長距離走るシーンも少なかったし「とあるコメンテーターは、『別の日本代表のようだ』と言ってたな。さて次の試合はスペイン戦、金曜の午前4時からだが、観るか?」あー金曜の早朝かあ・・観たいけど、起きれる自信はないなあ。その時間まで起きてはいられるけど、観終わったら朝六時だもんね・・寝る時間が(あんまり)ない「だよな。こっちだと午前三時で、俺はその日早起きする算段をつけてる。そして朝のレッスンはしないつもりだ」いいね、観終わったらベッドへ直行。ところで日本とスペインどっちを応援するの?「そりゃもちろん日本さ」おお、そりゃありがとう。という感じで残り 14 分くらいでレッスンへ。

Lesson 9 の冒頭から。「assertive communication と persuasive communication お前にとってはどっちが簡単か?」persuasive communication の方がやや簡単、かなあ。日本人には assertiveness は難しいけど、日本のビジネスシーンでも誰かを説得する必要はあるし、だから日本のビジネスパーソンも手法は全く同じではないにせよ persuasive communication のテクニックを実際に使っているからね。「その通り、persuasive communication は毎日使う・使えるものだからな。他方 assertive communication は、レッスン中に何度も警告があったように、常に・誰に対しても使える類のものじゃない。selective である必要があるからな」「次の質問。お前の周囲で最も persuasive な人物は誰だ?」えー、誰だろう・・君は persuasive だよね!「いーや、俺じゃない」うーん・・僕の奥さん、かな?「その通り。配偶者(妻)は一番 persuasive だ。猫だって persuasive だ」あーはいはい、猫はね!確かに persuasive だね!(あ、そういう話、と内心ごちつつ)

See パートの例文を読んで「Willy の persuasive communication に対する理解は文章の前後で変わったか?」変わった「どのように?」最初は聴衆を驚かせることだと思っていたけど、そうではないと理解した。あとは何か質疑はあったか・・忘れた。Biz Tips を読んで、「一つ目、long-term process だというのはどういうことか自分の言葉で説明してみろ」これまでのレッスンで学んだテクニックの中には、プレゼンの最中だけで使えるものではないのもあった。understanding listener's needs とか framing とかは提案を作ったりプレゼンを始めたりするよりずっと前に、ある程度の時間をかけてやっておくべきことだから。Biz Tips の 2 を読んだあと唐突?に「覚えてるか ethos pathos logos だ。ラテン語だな」と言われたので、えーと聞いたことはあるけどもっかい説明してくれる?「よし、ethos は credibility だ。たとえば『やあ、私はビズメイツトレーナーです、これからあなたにビジネスのことをたーくさん教えます。私は二ヶ月前に大学を卒業し、これが最初の仕事で、これが最初のレッスンです』と言われたらどう思う?『オーなぜ笑うんです?』」だって大学出て二ヶ月って、どうみてもビジネス経験豊富とは思えないよ!「だよな。じゃあこれはどうだ『やあ、私は 15 年のビジネス経験があり、国際的な企業で働いた経験があり、500 人の部下、4 人のマネージャー、30 人のスーパーバイザーを配下に持っていた』」それは説得力あるね。「次、pathos は emotion だ。俺は猫とかたくさんペットを飼ってきて、まあ多くはすでに死んでしまった。ペットを亡くすのは悲しいことだが、その経験が俺を良いペット愛好家にさせたんだ。と、今俺は emotion を使った。これだな」「で最後は logos だ。これわかるか?」logic?「そうだ。たとえば今日お前はオフィスへ行かなくてはならず、外は雨が降っているとする。何が必要だ?」傘を持っていく「だよな。雨が降ってるから傘を持っていく。credibility も emotion も不要だよな。『私は 15 年のビジネス経験がある、だからあなたは傘を持っていきなさい』『私は猫を亡くしたがとても愛していた、あなたは傘を持っていくべきだ』」それは筋が通らないよ!「その通り。ロジックというのは if - then と why - because だ。傘を持って行け。なぜ?雨が降っているから。もし傘をささなかったら?濡れる。これがロジックだ」とここで時間がきて、「何か他に質問は?」ないです、クリアーです、ありがとうございました。久々にミスターヒップホップらしい、面白い例をふんだんに使った説得力のある(persuasive!)レッスンを受けられた。

Lesson 9 の See パートまで終わり、次は Try から。明日はミスクールを予約した。

  • ethos = credibility
  • pathos = emotions
  • logos = logic

  • if - then

  • why - because