ミスターワープロと。今日は考えさせられるレッスンだった。いい意味で。
冒頭のスモールトークは「メリークリスマス」ちょっと早いね、でももう十二月か「フィリピンでは十二月になったらクリスマスを祝うよ。クリスマスプレゼントは用意した?」んー特に「何か買う予定はあるかい?車とか家とか」クリスマスプレゼントでそんなもの買うか?と思いつつ、クリスマスだからってわけじゃないけど車は買おうと思ってるよ、来年になるだろうけどね「用途は?」まあ買い物とか、ドライブかな「どんな車?」SUV とか「スバルフォレスターとか?」あーそれに違いね、クロストレックっていうのを(海外名を知っててよかった)「これも随分大きな車だな!ヨーロッパの車とかは買わないの?ベントレーとか」またすげえ高いのを出してくるなと思いつつ、もっとお金持ちだったら BMW とか書いたいけどねえ「十分金持ちじゃないか」これは日本人に対するやっかみ的なアレが一瞬出たってことなんだろうか・・ミニクーパーとかフィアット 500 とかも可愛くていいけど、父から故障が多くてメンテナンス費用が嵩むと聞いたよ「ミニクーパーは買い物には向かないだろうね。フィリピンにはロータスにまつわるジョークがある。LOTUS = Lots Of Troubles Usually Serious」あはは。とか話してレッスンへ。
Lesson 12 の Try 3 から。ここは普通に 2nd dialogue から該当箇所を探して指摘するだけ。その後ワープロ画面で清書した訂正文を書かれて読んで、という感じ。ここで、どういう質問だったか正確には忘れたが、「君はチームで働くことについてどう思う」的なことを聞かれ、基本的には同意するけども、今の仕事は結構単独でこなす部分が多いから云々という話をスポーツに例えて話したりした。今の顧客対応の仕事は基本的に一人で最初から最後まで対応して、自力で解決できない場合だけ助けを求めるけど、一人でやっている感が強い。サッカーみたいなチームプレイではない。これというドンピシャの例は思いつかなかったけど、柔道のチーム戦みたいなもので、5 vs 5 で闘うけど一人一人は 1 vs 1 で闘う。テニスと違ってダブルスはない。あくまで個々人の戦い、その結果の総合といてチームの勝敗が決まる。これは自分の感覚だと「チーム」ではないんだよな、という話をしたら、「でも完全に一人でやるわけじゃないだろう?もし君一人しかいなかったとして、仕事は達成できるかい?」あー本当にひとりぼっちだったらそれは確かに無理だなあ・・でも自分の感覚ではチームプレーというのはサッカーみたいな、一人ではそもそも絶対にできない活動のことを指すイメージなんだよね、と言ったらさらに「ボクシングでは、ボクサーは一人で闘うけど、彼を支えるスタッフがいるからリングに立てる。これもチームだと言えないかい?」なるほど・・確かにそう言われたらチームだな・・と、自分の「チーム」というものに対する価値観の狭さ・バイアスを突きつけられてちょっとハッとした。ミスターワープロから言われたのもなおさらびっくりで、ミスターヒップホップあたりなら納得という感じなのだが。その後「一人で働くのとチームで働くのどっちが好きだい?」うーん・・個人的には一人で働くのが好きなんだけど、でも今の仕事ではもうちょっとチームで働く要素が欲しいなと思うことがある、と言ったら「僕も実は一人で働くのが好きだ。他の人の気分を害したくないからここだけの話だけど(的なことを言ってた気がする)人と話すのは好きじゃない。でも、自分一人だと良い判断ができないことはある。例えば僕が問い合わせを受けて、前にやったのと同じ内容だと思って同じ解決法を伝えたとする。でも全ての問題は全く同一ではないから、他の人の意見も取り入れて別の解決法を考えた方がいい場合もある。自分一人だと思い込みがあるから難しい。チームでやる意味はそこにあるんだ」とか、非常にためになる話をされた。ううむ、と唸ってしまった。ビズメイツのレッスンでやり込められた、というかぐうの音も出ない感じになったのは、前にミスターヒップホップに E-mail Writing で激しく突っ込まれたのに次ぐ経験だった。
残り時間一分切ってたが Try 4 に進み、まあ会社の vision からだろうということで全ての開発者にプラットフォームを提供して彼らがソフトウェアを作って世界をより良くする手伝いをすること、と。そこからブレイクダウンして department/team の vision へ行けるかと思ったが「具体的にどんなソフトウェア・製品を作ってるんだい?」と聞かれてプロジェクト管理を助ける機能とか、とか言ってたらもう時間がきたのでちょっと尻切れとんぼな感じでレッスン終了。
今日のミスターワープロは機嫌がいい日だったが、内容はおれとってはだいぶシリアスだった。以前から薄々自覚はあったが、おれは「チーム」という言葉を気軽に使うのが嫌い・使われてるのを聞くのも嫌いで、それは一人が好きだからというのもあるけど、チームやチームワークが嫌いなわけじゃなくて、むしろ強い憧れがあるが故にチームの一員になれてこなかった自分への劣等感や、チームと呼ぶに値するレベルに達していないただの人間の集団を(良い)チームと呼んで憚らない無邪気さへの苛立ちがそうさせているのだということを再認識させられた。そういえばミスターワープロに「チームじゃなくてただ同じ仕事に従事している人間の集団だ」ということを言ったら「同じゴールに向かっている人の集団をチームと呼ぶんだろ、そうじゃないのかい?」と言われてこれもハッとしたなあ。指摘された後でもやはり、グループとチームは違うものだという感覚は根強いが、もう少し relax してもいいのかも、という気づきがあった。
たぶん Lesson 12 の Try まで終わり、次は Act から。今夜疲れてたけど頑張ってキャンセルせずやったので明日は休み、月曜にミスターセブ島を予約した。
- LOTUS Lots Of Trouble Usually Serious
- According to Yasu, the benefit of his strategy is that everyone on the team will be recognized for their achievement. And most importantly, they would be viewed as team players.
- There is no I in team. French = noun
- no man is an island = No one is self-sufficient; everyone relies on others.