ビズメイ太郎さんシリーズから初めての女性トレーナーと。この人は素晴らしかった!さすが 15 点満点だけある。
いつも通り相手の名前を呼びかけて「こんにちは。音声と映像はどう?」大丈夫ですよ、こちらはどう?「ええ、大丈夫よ。カメラの映像はとても綺麗」そんなのあまり言われないなあ「私の名前を知っているようだけど、初めてかしら?あなたはなんと呼べばいい?Ken は本名?それともニックネーム?」ニックネームです。本名は Kensuke だけど、Ken と呼んでください。短くて一音節なので「ええそうね、日本人の名前は発音が難しいことがある、Ryo-ta とかね。R と Y は英語だと子音で、子音が繋がる音は難しいのよ。日本語だと RY で L の発音になるけど」あと、Suke も多分ちょっと難しいですよね「そういえば Ken-suke という名前は初めてかも、生徒さんで Kei-suke という人は多いけど」ああ、Kei-suke も多い名前でしょうね、Ken-suke もそこまで珍しくはないはずだけど「あなたの名前はどういう意味なの?」えーと、漢字では健介と書くんですが、健は健康という意味で、介は・・正直どういう意味か知らないなあ、と辞書を引くと①間にはいる。なかだちをする。「介在」「仲介」「媒介」 ②たすける。つきそう。「介護」「介抱」「介錯(カイシャク)」 ③心にかける。「介意」 ④かたいもの。よろい。こうらや貝がら。「介士」「介殻」「魚介」 ⑤すけ。昔の官名。国司の次官。という意味らしく、in between とか support とかそういうのが core meaning らしいですね、と説明した。そんな意味があるとは知らなかった(単に、男性の名前でありがちな接尾語としか認識してなかった)。漢字というか名前というか、彼女は引き続き興味津々で「康も同じく健康という意味よね?」えーどうだったかな・・辞書を引くと確かに①やすい。やすらか。やすんじる。「安康」「小康」 ②すこやか。体が丈夫である。「健康」とあって、あなたのいうとおりですね。知らなかった。そこから漢字について、昔日本人が中国から漢字をたくさん盗んできたんですよ笑と冗談めかして言ったら「日本は中国から漢字以外に文化も影響を受けてるのかしら?中国と日本の文化は似ている?」あー、似ている部分はあります、どちらも年長者や目上の人、家庭では父親などを敬う文化がある。でも似てないところもあって、日本人は総じて中国人よりも謙虚で控えめ、むしろ控えめすぎるところがある。中国人の方が assertive で、ダイレクトに意見を言いますよね。同じ地位の人に対しては、だと思うけど。日本人は人前でダイレクトに自分の意見を言うことは稀ですね「わかるわ、中国人と働いたことはある?」直接はほとんどないけど、会社の同僚にはいます、やはり同じような違いを感じますね「私もよ。中国の会社で働いた後に日本の会社で働くと、文化の違い、politeness の差に驚いて、もうずっと日本の会社がいいと思うもの」とスモールトークの話題がぽんぽん移り変わるがとても盛り上がる。「あなたはフリートークがとても上手ね、私はちょっとおしゃべりで喋りすぎることがあるのだけど、フリートークはいつも盛り上がるか心配してるのだけど、あなたのフリートークスキルは素晴らしいわ。会話をずっと繋げられるし。でもビジネスの話題についてもスキルチェックをしたいから、忘れずにレッスンをしましょう」とレッスンへ。「レッスンを実りがあって楽しいものにしたいから」と言ってたので、とても楽しんでますよ!と感想は伝えた。
Lesson 19 の冒頭から。いくつか warm-up question が続く。確かこんな順番だったと思う「あなたはリーダーですか?」いえ、ただの従業員(rank and file employee)です。前の会社ではマネージャーやダイレクターをやってたこともあるけど。「次の質問、リーダーシップには地位が必要だと思う?」いや、そうは思わない。前の会社で、チーム内でとても良いリーダーシップを発揮する人を何人か見たけど、必ずしもマネージャーではなかった。他の人と同じ地位の従業員だけどリーダーシップを発揮する人はいた。なので、地位は必須ではない。「あなたのそのマインドセットはとても素晴らしい。そこで改めて最初に質問に戻りたいのだけど、リーダーシップに地位は不要なら、なぜあなたは今リーダーではないと言えるのかしら?」これは痛いところを突かれた!確かに矛盾しているというか、地位がないから、というのは理由にならない。どう言ったものか・・と思ったが何度か言ってることではあるので、これこれこういうチームの一員で、まだチーム内では新米の方だし、仕事の性質上普段からあまり密にコミュニケーションを取らない(何か困った時だけ)ので、リーダーシップを発揮する機会があまりない、とか話した。最後に「マネジメントとリーダーシップの違いはなんだと思う?」マネジメントは、コントロール、とはちょっと違うかもだけど、人やチームを管理して、物事がうまくいくように調整すること、リーダーシップは良い手本(model とかいうのか、出てこなかった)を見せること、とかいうと「そうね。management は operational で leadership は influential と言えるわね」あーどちらも的を得た表現だ、とてもいいですね、というと「いえいえ、あなたの回答がまさにこれだったのよ。まあ、(これらの単語)そのものを言いはしなかったけど、でも実質そういうことよね。最後の質問、同僚にリーダーシップについて助言することは comfortable にできる?」あーそれはできると思いますよ、「そう?私はアドバイスするのはちょっと苦手なの」ああ、なるほど、確かにアドバイスとなると僕も難しく感じるかも・・単にリーダーシップとは、と一般論を話すことは問題ないけど、助言となると、相手によってはお節介に感じて不快に感じたり怒ったりするかもしれないし「そう。それよ」それでいうと、僕はマネージャーとかの地位についてない時の方がリーダーシップを発揮するのが簡単に感じました、地位があると、地位を盾にした権力の行使・命令と受け取られるかも?一個人の意見ではなくて、という不安があった「わかるわ」とここも大いに盛り上がって冒頭の質問だけで時間終了。「あなたはフリートーク以上にビジネスの会話も上手ね、自発的に意見を言えるし、感情表現も豊かだし、素晴らしいわ。きっとさらに上達すること間違いなしよ。今日は話せてとても嬉しい」などとベタ褒めしてくれて、こちらこそ!とレッスン終了。二分以上過ぎてたけど、時計を見ることも一切なく、終始 cheerful だった。
プロフェッショナルかつ愛想もよくて態度は完璧、話題の広げ方・深め方ともに素晴らしく、質問もおざなりではなく芯を食った内容でトピックへの深い理解を窺わせる、英語も綺麗で話すスピードも良い(たまに綺麗かつ少し早くて聞き取れず、二、三度聞き返したり、もう一度言ってというとチャットに書いてくれたり丁寧)、なんかもう欠点が何一つ見つからない。繰り返すが、さすが 15 点満点の女。ミスナンバーワンとミス洗練を足して二で割った感じ。これは人気あるだろうなあ・・しかし、この人目当てでレッスン時間を変えても不思議ではないくらいのクオリティだった。年末にいいトレーナーを見つけられてよかったが、来年、何度受けられるチャンスがあるかなあ。
Lesson 19 の冒頭質問まで終わり(実質ほぼ進んではいない)、次は Example から(といいつつ、実質最初からかも)。明日の予約はまた後で。結局その日のうちに予約を済ませず、翌日の午後になってから、もう年内はいいかなあ・・とも思いつつ予約リストを見たら別のビズメイ太郎 15 点の人が予約できたので午後に予約した。この人、リストを見る前から見つけてお気に入りに入れてたが全然予約チャンスがなかった人だった。ついてる!
- Kensuke
- Vowels - A E I O U
- Consonants - B C D F G H J K L M N P Q R S T V W X Y Z
- RY
- /l/
- 健介
- 健 = ken = health / healthy
- 健康 = Ken-kou = healthy
- 介 = Suke = in between / support / ?
- 康 = Kou = peaceful / safety / healthy body
- Did you get most of your culture from the Chinese people?
- Management VS. Leadership
- Management - operational Leadership - influential