@kyanny's blog

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Bizmates Program: Level 4 Rank A Lesson 13: Germany

ミスアイーシャと。今日は友人から譲ってもらった AirPods Pro を使ってみたので、声クリアに聞こえてるか確認して、最初は遅延があったみたいだけど経緯(普段は有線のイヤホンを使ってるけど今日は無線で、有線の方が無線より音質もいいし遅延もないから、どうかなと思って)を話してる間に遅延は解消したらしい。「今日はどんな気分?」相変わらず花粉症だけど、まあ悪くないよ。「ところであなたからの最後のメッセージを確認したんだけど、The Culture Map という本、まだ読んではいないけど YouTube で書評の動画があって、とても興味深い本ね、紹介ありがとう」と。こういうやりとりをしてくれるのもホスピタリティ高いよなあ。まず、ちゃんと読んでるっていう点と、それについてフィードバックをくれる点。YouTube の書評は短時間でつかめて便利ですよね、その本は日本語で読んだけど原著も買ったから、いつか読み比べて英語学習の教材にしようと思ってます。などと話してレッスンへ。

Lesson 13 の Try から。Try 1、ドイツと日本の文化の違い。ここで、お気に入りの異文化ジョークを紹介した(沈みゆく船から人を減らすために、ってあれだ、ボートに乗らせないために、だったけどそこ忘れてて端折ってしまった)。アメリカ人には「ヒーローになれますよ」ドイツ人には「ルールなので」そして日本人には「みんな飛び込んでますよ」と、これを紹介したら「当たってるかもね!」とウケてた。「フランス人はどうなの?」とも聞かれ、フランス人には「決して飛び込まないでください」彼らはとてもプライドが高くて天邪鬼(とは言えなかった)、言われた通りにするのを嫌うから、あえて逆のことを言うという。「その船長は異文化をとてもよく理解してるわね、さすが船長になるだけのことはあるわね」と感心してた。これを紹介した上で、なのでドイツ人はとても specific だけど、日本人は場合によって diffuse だったりする、と。「ドイツと日本はオーバーラップする部分もあるってわけね」それは確かにあると思う。

Try 2、ドイツの文化は sequential になりがちだが、円滑な関係を築くためにどうする?ああ、後半の質問を若干読み違えていたか。関係というより、ドイツ人が手続きに厳格すぎる場合にどうやって long-term goal に注目させて柔軟に対応させるか、みたいな発想で話した。たとえばフィリピン法人を作る計画があって、政府への届出や法律事務所・会計事務所との契約などやることたくさん、でもインドネシア法人設立の方を優先することになったけどドイツ人の同僚をどう納得させるか、みたいな状況を設定して、そもそもの目的(東南アジアは人口も増えてて経済発展してて有望な市場だから国はともかく地域として早く参入するのが大事、とか、現地のパートナー候補の企業としてフィリピンの会社よりインドネシアの会社の方が有望だから優先度を変える、とか)を説明して説得を試みる、それで理解を示してくれるかはわからないけど、あでもドイツ人は「ゴールに向かって最短距離を一直線に進む、そのためのプロセスを詳細に作って、それに従う」という風に考えそう、だから新しいゴールをセットして(もちろんなぜゴールを変える必要があるのかも論理的に説明して納得を得た上で)、そうしたら彼ら自身でも新しいゴールへの最短距離はこれまでのルート・パスとは違う、となってまた最短距離を進む計画を立てて、従うんだろうね。彼らは一番効率良いやり方をすると思う。などと話した。

異文化ジョークも「ゴールへの最短距離」も、「素晴らしい例だわ」と褒めてもらった。「前も言ったけど、あなたがドイツ人の同僚と働く機会が増えたら、私たちが話した仮説が正しいか検証して結果を教えて」と。今日もよく喋れて、盛り上がって楽しいレッスンだった。

Lesson 13 の Try 2 まで終わり、次は Try 3 から。明日はミス洗練を予約した。

  • Hello, Ken!
  • He didn't want to make profit out of it.
  • The ship is going to sink.