shelff 七回目の一冊。
おれはオカルトやスピリチュアル、カルト宗教などに対するアラート感覚は比較的鋭いほうだと自負している。それもあって、もうタイトルからプンプン漂うスピリチュアル感がやばいと感じていた。なんでこれを shelff のウィッシュリストに入れたのか理解に苦しむ(自動生成で選ばれたと思いたい)。
検索すればいくらでも要約が見つかって、おそらくその何十倍も「信者の声」も見つかるだろうけど、まあ広く読まれてきた本には違いないし、さすがに感化され過ぎておかしなことにはなるまい、一応どんなものか読むか……と読み始めたら数ページで「著者が子どもの頃に西洋版のこっくりさんで不思議体験したエピソード」が出てきて、こりゃダメだと読むのをやめた。
こっくりさん的なものを信じてしまう、そこに霊的・超越的な何かを見出してしまうのは、端的にいってオカルト以外の何者でもなく、おれにオカルト本を読む趣味は無い。
いくつか読んだ「要約・解説」の中では、この回答が簡潔でわかりやすかった。
「引き寄せの法則」を信じている人はカルト信者ですか? - Quora
あれを「スピリチュアルな夢を実現させる手法」として活用している人たちは、オカルト信者の「け」がある人達でしょう。
逆に、あれを「結果から現在の行動を逆算して導き出すための思考ノウハウ」として活用している人たちはそうではありません。
オカルトではない理解としては、「思考は現実化する」と同じことをいっているのだ、と思っておけばよさそう(そちらだって未読だし、オーディオブックも長過ぎてほんの少ししか聴けてないが)。