@kyanny's blog

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Bizmates Program: Level 4 Rank A Lesson 2: Cultural Stereotyping

パキスタン人(男性)と。ログインがちょっと遅れた。「やあこんばんは、今日はどんな感じか」いい調子です、今朝は年に一度の健康診断を受けました、結果はまだ出てないけど良い結果を期待している「私も良い結果を期待している、シェアありがとう」そちらはどうですか?「悪くない、ここ数日喉が痛かったけどよくなってきた、寒さのせいだろう」早く良くなるといいですね、とここで I hope you fully recover soon / I hope you fully get recovered soon と直しが入る。いつもの調子。スモールトークは手短にレッスンへ。

Lesson 2 の Try 3 から。「racial stereotyping があったけど間違いだとわかったことはあるか?」で、同僚について・・考えていたけど思いつかなかったんだよなあ。と正直に言ったら「同僚じゃなくても何かありますか」、これもあんまりなかったのだけど、ようやく思いついたのが Quipper 時代の同僚だったフィリピン人エンジニアの話で、当時のおれの先入観ではフィリピン人はみんな楽観的で細かいことを気にしないと思っていたけど、上司と彼の話になったとき、上司が「彼は何事も最初から完璧にやろうとしすぎる、もっと柔軟なやり方を身につけてもらいたいものだ」と言っていたので、フィリピン人でもそんな人いるんだ、いやこれはおれの先入観だったのか、と気づいた話をしたらなんかすごいニコニコしながら聞いてくれた。ただ「最初から完璧を目指す」みたいなのの言い換えでわかりやすくしようとして、ソフトウェアを作るときはプロトタイプを作るのが有効なことがあるんだけど・・と言ったら長すぎたのか「君はつまりソフトウェアは最初からちゃんと作らないとダメなのだと言いたいのか?」だったか、ともかくそうじゃない理解をされかけて、いや違うんです、まず rough first version をプロトタイプとして作るとそこから学べるので、それを捨てて改めて作り直すとうまくいく、という説明をした。

この Try 3 と 4 の間だったか、「私はあなたから見てどう見えますか」という、また答えに困る追加質問が来てこれはなかなか答えるのに苦労した。悪く取られる内容を言わないだろうかという心配もあったがそれ以上に、この人には「パキスタン人だなあ、インドとか中東?あたりの英語のアクセントがちょっと入っているなあ」くらいしか印象がない、というよりその印象が強すぎて他にあまり思いつかない、というのが正直なところだった。が流石にそんなことは言えないので、えーとまずパキスタンだよね?「ええパキスタン出身です」出身というかむしろ人種としての話をしたつもりだったんだけど・・(と今調べたら「パキスタン人」は Pakistani というらしい、そう言えばよかったのか)、あとはー・・えーとあなたはビジネス経験が豊富そう、特に金融とかそういう分野な気がする、なぜならあなたはいつも襟付きの(白い)シャツを着ていて(ワイシャツ)、とてもプロフェッショナルなので、高い教育を受けていそうだし、洗練された sophisticated 業界で仕事をしてそう(ここはエスタブリッシュの方がニュアンスが近いのだが established にはそういう意味はない?和製英語か?)、なので銀行とか国際コンサルティングファームとか保険業界とかそういうのかなと思いました、となんとかポジティブな印象を捻り出した。「ありがとう、銀行ではない、医療保険会社の金融部門です」とか言ってたかな。

Try の 4 に進み、「racial stereotyping を減らすためにできることは?」について、まずは racial stereotype というものがあることを知る・自覚すること。先の例でいうと、そういう先入観を抱いてしまうものだ、というコンセプト・アイデアは知っていたので、これがそれか、と自分で気づけた。しかしもし当時の自分が stereotype というものを知らずそういう発想に至らなかったら、単にフィリピン人にしては珍しいな、という理解に留まっていたかもしれない。まあ実際に彼はフィリピン人にしては珍しいタイプだったのかもしれないけど、そこから広がらなかった。だからまずコンセプトを知ること。次に典型的なステレオタイプをいくつか学ぶこと。たとえば「中国人や韓国人は攻撃的」とか。でそういう「ありがち」なステレオタイプをいくつか知った上で、その文化出身の人と直接話す機会を持てると尚良い。たとえば中国人や韓国人の同僚、友達の友達、ビズメイツのトレーナーとか、どんな関係であれ、実際に話すことでその文化に対して抱いていたステレオタイプと具体的な個人の違いを知り、そこからさらに学べる。ということを言った。ここは比較的単語も出てきやすく、うまく喋れたほうだとは思う。

Act に進んで「あなたがリードをとってください」と言われるとちょっとプレッシャー。「他の文化に対して持っているステレオタイプとその理由」、まずは中国人・韓国人について、攻撃的、あと lower ranking people を見下しがち、というステレオタイプがある。というのはたとえばハンバーガーショップ、安い店なので上質なサービスは期待できないし働いてる人の給料安いことをみんな知ってる、そういう場で店員に対して傲慢に振る舞うことがありそう、残念ながらこれは日本人にも当てはまるんだけどね、なぜこのステレオタイプを持ってるかというと彼らの文化はとても階層的で、あと中国は貧富の差が激しいから。これを受けて彼も「中国人や韓国人は大声で喋りがち、ってのもある」ああありますね、あとインド人は早口で喋るから怒ってるように聞こえる、とかね。次は前のレッスンでも話したやつ、黒人男性を見るとヒップホップが好きそう・ラップが上手そうと思っちゃう、というこれは平和なやつ。するとそれを受けて「私が英国にいたとき(イギリスですか、どうりで)黒人へのステレオタイプが二つあった、一つは肉体的に強そうというもの、もう一つは頭はあまり良くないというもの、なぜかというと(イギリス人は)神は二物を与えないという考え方があるから、なので誰かが優れた肉体を持っていればその分頭脳は差し引かれて劣ってしまうのが当然だという考えがあったから、でもこれはもちろん事実ではなく、私は肉体的にあまり強くない黒人も頭脳明晰な黒人も会ったことがある」と、これは現地で暮らさなければわからない面白いエピソードだなというのを聞けた。肉体と精神のバランスが保たれるはずという考えなんですね、とか相槌した。

あと最後は何を話したのだったか・・一分くらい余って、なんかもう一つくらい違う話をしたはずなのだが・・あ、他にありますかという話で、白人、特にアメリカ人は個人主義者で、チームや組織の成功よりも個人の成功を追求する、というステレオタイプがあります、でも実際には事実ではないけど、と言ったら「何事も常に真ということはないが、多くの場合に真であるというのもまた成り立つ」とかそんな話をした。

ここで時間いっぱい、レッスン終了。Lesson 2 まで終わり、次は Lesson 3 から。ただでさえ緊張感ある人なのに話題が危ない方向へ行かないように注意しながらだったのでだいぶ頭を回転させて疲れた!けど期待を超えて面白かった、やはりトレーナーとして多数派のフィリピン人よりもなかなか会う機会もないパキスタン人と話す方が文化の違いとかの話は予想外の話が聞けたりして面白くなる可能性が高い気がする。明日は休みにして月曜はパキスタン人(女性)を予約した。連続パキスタニー。

  • I hope you fully recover soon.
  • I hope you fully get recovered soon.
  • It's not A very good example. / One of the Filipino colleagues. / Easy-going / HE TENDS to do everything in the right way. /
  • Sometimes it is unintentional*.
  • Every Japanese IS modest and kind. / IN THE FORM of colleagues, friends etc. / What the Chinese ARE or what the Koreans are.
  • You are FROM Pakistan.
  • Rude [ rood ] / Lower rank people / Low-ranked people / With ARROGANCE. / Huge or big difference / Not sure if it's a stereotype. /
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【英語】1分でわかる!「only to ○○」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語 - Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン