十冊引き取ってもらうと三ヶ月間千円引きになるサービスを使ってみた。
送ったのは以下の十冊。
- 野の春 ――流転の海 第九部
- 逃げられない世代 日本型「先送り」システムの限界 - @kyanny's blog
- わかりやすい哲学 - @kyanny's blog
- 女ともだち - @kyanny's blog
- リセットの習慣 - @kyanny's blog
- 関数電卓がすごい - @kyanny's blog
- 同姓同名 - @kyanny's blog
- 航空管制 知られざる最前線 - @kyanny's blog
- 哲学的な何か、あと科学とか - @kyanny's blog
- なぜ働いていると本が読めなくなるのか - @kyanny's blog
「野の春」は最初の数十ページだけ申し訳程度に読んだ。完結までに三十数年を要した小説ということで、書き始めた頃はまだ昭和の話もリアリティをもって読者に受け入れられたのだろうけど、令和にもなって高度経済成長とかの時代の話を読むのは、もう時代錯誤といっていい気がする。かといって古典と呼べるほど歴史の試練に耐えてもいない。「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」は shelff を知る前に読んだのでページの端を折り曲げまくってしまっていて、かなり状態の悪い本にしてしまった。読みたい人は結構いそうだから、綺麗なままで送れればよかったのだが。
三ヶ月で届くのは九冊なのにディスカウントを受けるためには十冊以上送る必要がある点がミソで、shelff 側は一冊以上、新しい本を仕入れられる可能性がある(すでに在庫がある本とかぶる可能性もあるが)。面白い仕組みだと思う。
コツ?としては、送られてきた九冊のうち何冊かは手元に置いておきたくなる可能性を見越して、shelff 経由以外でも本を買って読み、手元の在庫を増やしておくと、返送する本を選ぶとき悩まずに済む。比較的早く読めて、一度読んでざっと知識を得れば十分という新書を適当に買うのがいい。値段も単行本とかビジネス書よりも安い。