@kyanny's blog

My thoughts, my life. Views/opinions are my own.

Book

パーパス・マネジメント

個人が幸せに働ける社会・組織を作っていくためには個人と組織の Purpose が共有できていることが大事 Purpose はミッションと近いが、ミッションが「他人ごと」になりがちなのに対して Purpose は根源的な存在意義 パーパス・マネジメント――社員の幸せを大…

2019/03 読書

若干のペースダウン、に見えるけど前月から読みかけのぶんを考慮すると四月がまだゼロなのでペースはかなり落ちている。花粉症で元気がないのが最大の理由。あと、やっぱり読み飛ばしは受け入れがたい。電子だと特に。そういう性格なんだから仕方ない。

憂鬱でなければ、仕事じゃない

そういうものなのかなー、と琴線に触れるものがあったのでタイトル買い。昭和の感性というか、説教くさいけど、自分もほどほどそっち側っぽいので反感は無かった。 それぞれのコラムの冒頭に毎回二人のおっさんの白黒顔写真が出てきてシュールだ。

一番伝わる説明の順番

説明は割と得意なほうだと思っているけど、まだまだ改善できる気がしていて、参考になるかと思って読んだ。 あんまり良くなかった。全体的に文章がいまいちわかりづらくてすんなり頭に入ってこなかった。「説明のしやすさについて説明する本なのに説明がわか…

組織デザイン

たしかこの記事で存在を知って、そういえば組織について論じたり組織作りをしたりしてる割に「組織とは何か」について体系的な知識を持ってないし勉強したこともないなと気づいたので 2018/07/04 に買った。なんでこの記事を見つけたのかはよく覚えてないけ…

マイクロサービスアーキテクチャ

2018/07/14 に電子書籍を買い、四章の途中まで読んで止まっていたのを、 2019/02/09 に紙の本で買い直して 2019/03/02 に読み終わった。 紙で読んだときは頭から読むのをやめて、興味のある章から読んでいった。紙の本の便利さを改めて実感した。読みながら…

小さな習慣

習慣アプリ Momentum を紹介しているブログであわせて紹介されていたりして、他のレビュー記事なども読んで興味を持ったので買って読んだ。 この本のエッセンスは表紙に書いてある。「目標は、ばかばかしいくらい小さくしろ!」これの具体的な例が「腕立て伏…

2019/01 2019/02 読書

入院してたのもあってハイペースな滑り出し。2月に入ってペースは落ちた。それでも自分としてはかなりいいペースだったので3月はさらにペースダウンしそう。

2018年の読書まとめ

ビブリアの過去月データを見ていったら去年一月から使ってて驚いた。秋くらいから使い始めたと思っていた。 2018年の目標 - @kyanny's blog 2018年の目標を立てたときに使い始めたようだ。50冊には届かなかった(29冊)

ブロックチェーン入門

スマートコントラクトについて知りたくなってブロックチェーン関連の本を読もうと思って、ずいぶん前に一冊買って途中まで読んだことを思い出して改めて読んだ。 スマートコントラクトについては、イーサリアムというものの上で Solidity というプログラミン…

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

興味はあるものの買うには至ってなかったが、ちょっと読んでおくべき理由ができたので読んだ。 期待はずれだった。 「サブスクリプションは単なる月額課金とは違う。顧客との関係性の変化が重要だ」という話は良かった。 Uber は月額課金ではなく利用の都度…

1冊読み切る読書術

読書術の本を何冊か読んだことがあるので、あまり目新しい学びはなかった。電子版を読んだが作りが雑で、同じページが3ページ続いたりするのが何箇所かあった。「読み切る」がテーマの本だけに2日くらいで読みきれた。 一冊まるごと頭から最後まで読みきらな…

日本進化論

去年秋の入院中から、そろそろ落合陽一でも読んでみようかなという気持ちになっていたけど買うには至らなかったのが、奥さんから「読んで内容教えてよ」と言われたのがきっかけで買った。 テクノロジーが問題解決に効きそうな領域については切れ味鋭い論説だ…

模倣の殺意

渋谷の啓文堂で「天啓の殺意」と平積みになってたので合わせて買った。 真相編に入る前に見破ることはできなかった。真相は、なるほどという感じで感心したけど、なーんだ、という感じもした。 模倣の殺意 (創元推理文庫)作者: 中町信出版社/メーカー: 東京…

プログラミング Elixir

会社で Elixir が盛り上がってきてるので勉強のために読んだ。まず一周読み終えることを目標において、 13 章以外を通して読んだ。練習問題は 7 章くらいまで手元でやってみたけど中途半端になっているので改めて最初から取り組みたい。 文章がとても読みや…

才能の正体

上司が勧めていたので読んだ。 能力は努力すれば誰でも伸ばすことができる 能力が伸びて他人より秀でてくると、それが『才能』と認められるようになる つまり、才能とは生まれ持った特別なものではない という論がこの本の主張だ。これと非常に似た話を高校…

最高の結果を出すKPIマネジメント

KPIについて勉強したことがなくて、よくわかってなかったので読んだ。 K G I ( K e y G o a l I n d i c a t o r ) =最終的な目標数値 C S F ( C r i t i c a l S u c c e s s F a c t o r ) =最重要プロセス K P I ( K e y P e r f o r m a…

入院中に読んだ本 その二

発熱性好中球減少症で入院していたときに読んだ本。このときは気持ちがふさぎ込んでいたので、奥さんに小説などを適当に選んで買ってきてもらった。 沈黙のパレード作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/10/11メディア: 単行本この商品を含…

入院中に読んだ本 その一

ギラン・バレーで入院していたときに読んだ本。このときは仕事のことを一切考えないようにした。 幼年期の終り作者: アーサー C クラーク,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/12/21メディア: Kindle版購入: 3人 クリック: 125回この商品を含むブ…

まんがでわかる LIFE SHIFT

まんがとはいえさすがに話題の書籍をざっくり要約しすぎなのではとやや不安になるくらいざっくりしていた。でも話題というだけで内容はこんなもんなのかもしれない(見かけのボリュームと裏腹に) 3ステージの人生 教育 仕事 引退 マルチステージの人生 有形…

マンガでぐっすり! スタンフォード式 最高の睡眠

この手の本はマンガのほうを読んだほうが楽かなと思った。 眠気が来たタイミングで寝るべし 最初の90分眠るのが大事 眠くなるメカニズムは体内と体外の体温差にある 温度差が縮まると眠くなる 覚醒時は体内温度が高くなる 体内温度は高くなると反動で低くな…

スピードマスター 1時間でわかる エクセル ピボットテーブル 上級職の必須ツールを最短でマスター

ピボットテーブルを雰囲気で使えるくらいにはなりたくて操作方法を知るために買った。Kindle版が500円くらいで売ってて安かった。一通り基本的な操作方法は知れたような気がする。操作しつつ合計で3時間以上は読むのに時間がかかった。文章はあんまり読みや…

天顕祭

Origami Pay をどうしても使ってみたくてロフトの中にあるヴィレッジヴァンガードで見かけて買ったらその店では Origami Pay は使えなかった。 「和風ナウシカ!」とか POP に書いてあったのに惹かれて買った。ネットで「和製ナウシカ、という POP を見かけ…

陽炎日記・四年生(新装版)

本屋で新装版を見つけて、そういうものがでてたことを知り、電子書籍があるかどうかあえて調べず買った。描き下ろしの表紙だけでも値段分の価値はある。しかしそもそも買った最大の動機だった「クラカチットの街」は大いにある期待はずれで、なんかもうただ…

組織の毒薬

タイトルとか書影とか社名とかから、嫌味ったらしくて説教じみた内容を想像してたけど、予想外にソフトな内容だった。 「おわりに」に書いてあることが最も良かった。ここだけ立ち読みでもいいくらいだけど、電子書籍で最後の数ページ分だけ立ち読みできるこ…

寛容力のコツ: ささいなことで怒らない、ちょっとしたことで傷つかない

自衛隊のメンタル教官の人の本。かぶってる内容もあり(疲労の三段階)、新しい内容もあり(怒りは自分を危機から守る感情) この人の本が読みやすいのは論旨の展開がわかりやすいからだと思った。言い方を変えれば、説明がややくどくてまどろっこしい、一つ…

OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

ザ・イマドキのイケてるマネジメント手法って感じで避けてたけど、前職の上司も読んでたし、食わず嫌いせずに謙虚に学ばねばならぬと心を入れ替えて手に取った。 考え方を参考までに知るのが目的だから前半の物語仕立ての部分は読む必要なかろうと思ったが一…

世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法

よくある英語勉強法の本。「日本人がネイティブのように流暢に話すのを目指すのは間違い、シンプルな英語を目指せ」とかも、よくある感じ。 この本でユニークだなと思ったのは「フルセンテンスで話せ」という部分。「先日だれそれに会いました」に対して「Wh…

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門

おもしろかった。タイトルが内容をよく要約している。 人生100年時代には、現役で働く期間を伸ばすしかない 定年後もゆとりある収入を得るには、オーナー社長になるのがよい しかしゼロイチの起業は難易度が高すぎるからやめておけ 飲食店経営にだけは絶対に…

雇用の常識「本当に見えるウソ」

よく見聞きする言説に対するカウンターなので読み物としてはおもしろかった(といっても9年前の本だけど)。 しかし統計データなどをふんだんに利用しているわりには、素人目にもけっこう重要そうな部分でさらっと乱暴な議論を展開していたりして、信憑性は…